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食事でたまに使われるごま油。通常の油より登場回数は少ないものの、その健康効果は色々あります。
ごま油が身体にいいのは何となくわかるけど頭皮や抜け毛に対して具体的にどんな働きがあるというのでしょう?
いつも手軽に利用できる食材だけに知らないのはもったいない・・・・・
この記事ではごま油の抜け毛予防効果と使い方についてお話していきます。
Contents
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ごま油の抜け毛改善につながる効果とは?

ごま油には健康にいい成分がいくつか含まれていて、その栄養価はとても高いです。
ごま油の成分と頭皮に対する効果についてみていきます。
- リノール酸
- オレイン酸
- ゴマリグナン
リノール酸
リノール酸の頭皮への作用は主に次の2つ。
✔血中のコレステロールを減らす作用
✔血管を拡張させる作用
頭皮の血行が促進されれば毛根にある毛母細胞がたっぷりの栄養を受け取れます。
オレイン酸
オレイン酸の効果は何と言っても保湿力の高さ。蒸発しにくい油なので髪の毛や皮膚の美容維持に塗って使うことでも効果を発揮します。
傷んだキューティクルによる枝毛・切れ毛・パサつきに働きかけ、キューティクルの補修を行い髪の毛の内部に水分をとじこめて潤いとツヤを保ってくれます。
ゴマリグナン
ゴマリグナンの作用で代表的なのが「抗酸化作用」。
鉄がさびてしまうように身体も酸素の影響でサビつきます。このサビつきを酸化といいますが酸化を防ぐ働きが大きいのが特徴です。
頭皮に栄養を運ぶ際に毛細血管が使われますが、血管の太さが細いため、抗酸化物質の影響を受けやすくダメージを受けてしまうとすぐに栄養を送り届けることができなくなってしまいます。
その際に働くのがゴマ油のゴマリグナンです。
毛細血管のダメージをやわらげて栄養を髪に届けてくれます。
食べてみる!抜け毛改善になるごま油の効果的な摂り方

ごま油は髪の毛にいい成分をたくさん含んでいますが、摂り過ぎはよくありません。
一日で5~10ml(小さじ1~2杯)で十分です。
ただでさえ現代人は外食やファストフードなどで油の摂り過ぎが多いのでもしごま油を取り入れるときは他の油を控えるようにしましょう。
ごま油は熱にも強いので調理にも向きますが、生で摂るほうが栄養素が失われにくいのでさらにおすすめ。
塗ってみる!抜け毛改善になるごま油の効果的な摂り方

食べるだけでなく、マッサージオイルとして塗っても効果のあるごま油。
頭皮への栄養や血行が促進されます。
その際に使うのは「白ごま油」という生のごまから作られた透明で香りの少なめの油です。
インドのマッサージであるアーユルヴェーダなどでも利用されています。
抜け毛予防になるオイルマッサージのやり方と注意点
白ごま油はスーパーなどで売られていて比較的簡単に手に入りやすいですが、実際にはセサミオイルというアロマテラピーなどで使われているオイルの方が香りもなく使いやすいかもしれません。
白ごま油を使う場合
- 鍋に入れて100℃以上にならないように弱火で熱して自然に冷まします。(ちなみにごま油の沸点は200℃以上です)
- 冷めたごま油を清潔な密閉ボトルに入れます。
- オイルマッサージの前にブラッシングで頭皮の汚れを浮かせる
- 容器に大さじ1杯程度取り分ける
- 生え際や頭頂部などに指の腹を使ってオイルを揉みこむ
- 指の腹や手の平を使って頭皮をマッサージ
- 円を描いて指圧する要領で!
- その後いつも通りシャンプーして終了(リンスは必要なし)
▼参考動画▼
「ごま油の抜け毛への効果」のまとめ

ごま油に含まれる成分はリノール酸・オレイン酸・ゴマリグナンともに頭皮や髪の毛にとてもいい効果を発揮してくれます。
そのごま油を食事や頭皮マッサージに使うことでさらにツヤのある健康な頭皮と髪を手にいれて、抜け毛対策に活用しましょう。
ただし、摂り過ぎには注意です!
▼頭皮のマッサージには抜け毛防止効果がある?▼
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