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雨に濡れると薄毛になるって本当なの?


雨は自然現象。私たちにはどうしようもありません。
外出先で急な雨に降られてずぶ濡れになったなんてことはよくあること。でもその後の対処の仕方で髪の毛の状態に影響が出てくるのは本当です。
この記事では雨が降った時に頭皮や髪の毛への影響についてお話していきます。
Contents
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雨で怖いのは酸性雨?

引用)http://www.sekisyu-kawara.jp/howto/quality/sanseiu/index.html
酸性雨によって濡れるとはげてしまう・・・・・
という噂がよく聞かれていましたが、雨に濡れて薄毛になる可能性があるのはこの酸性雨のせいなのでしょうか?
言葉だけ聞くと酸性の雨なので物を溶かしてしまうのか?という不安が沸き起こりますが実際にはどうなのでしょうか?
酸性雨とは?
酸性雨の原因となるのは工場や自動車などのエネルギーのもとになる化石燃料(石炭・石油)などを大量に使って出る窒素化合物や硫黄化合物が大気中に溶け込み、それに太陽光線や酸素、水蒸気が影響を与えることで発生する強い酸性の雨のことです。
酸性雨で薄毛になるの?
酸性とはいっても酸性の度合いが低いので酸性雨ですぐに薄毛になるということはありません。
アルカリ性や酸性を測定する値として水素イオン濃度「PH(ペーハー)」というものがあります。
酸性・・・・・0~6
中性・・・・・7
アルカリ性・・8~14
酸性の値が0に近いほど酸性度が高く、7に近いほど低くなります。そして酸性雨というのは5.6以下となります。
温泉の中にも酸性のお湯は数多くあり、値が高いところで2もあります。
ですが、温泉に入ったから薄毛になったということは聞いたことないですよね?
なので酸性雨だからといって薄毛になるというものではありません。では雨に濡れることで頭皮や髪の毛にはどんな影響があるのでしょう?
雨に濡れることで起こる頭皮や髪の毛への影響について

酸性雨は問題ないとしても、雨に濡れることは薄毛につながるダメージを与えてしまいます。
濡れた髪の毛はダメージを受けやすい
雨に限らず「濡れる」ということがNG!
髪の毛は濡れるとわずかに膨張してしまうので髪の毛表面を覆うキューティクルが開いてしまいます。これによって外部からの刺激を受けやすく、大きなダメージになります。
さらに、キューティクルが開いた髪の毛内部に雨が入り込むとダメージはひどくなります。
なぜなら雨には大気中の汚れやホコリ、排気ガスなど有害な物質が含まれていてそれがそのまま髪内部に入り込むわけですから雑菌の繁殖や汚れ、においの原因になってしまうことに・・・・・。
濡れた頭皮は血行不良になりやすい
もう一つ、雨に濡れるということは頭皮の温度が下がるということに。
頭皮が冷えてしまうことで血流が悪くなります。血液の流れは酸素や栄養を運ぶ働きがあり、髪の毛の成長のために必要なものを運んでくれるのです。
しかし雨に濡れて血行が悪くなった頭皮はじゅうぶんな栄養を行きわたらせることができないので頭皮を冷やしたままにするのは頭皮環境にもよくありません。
雨に濡れても大丈夫!正しいケアの方法について

雨に濡れたら薄毛につながる可能性もあります。
しかしそれは放置した場合!!!
きちんとケアすれば問題ありません。
急な雨で濡れた場合は少しでも水分をふきとりましょう。
ハンカチやタオルで軽くふきとるだけでも違います。そして帰宅したら早めにシャワーをあびるなどして雨によって汚れてしまった頭皮や髪の毛を洗います。
もちろん、シャンプー後の頭皮や髪の毛も濡れたまま自然乾燥なんてしないでドライヤーできちんと乾かしてあげましょう。
「雨に濡れると薄毛になるのか?」のまとめ

雨で頭皮や髪の毛に悪影響というと「酸性雨」が思い浮かぶが、酸性雨に濡れたからといってすぐに薄毛につながるわけではない。
酸性雨の酸性度は気にするほどではないので薄毛の可能性はそこまで心配する必要はない。
雨に濡れることで頭皮や髪の毛に悪影響を及ぼす理由は主に2つ。
- 髪が濡れるとキューティクルが開いてしまうので外部からのダメージを受けやすい
- 頭皮が濡れると頭皮の体温が下がるので血流が悪くなり髪の毛の成長に支障がでる
雨に濡れた髪の毛も濡れた後に放置せずきちんとケアしてあげることが薄毛対策になります。
- 雨に降られて濡れたらすぐにハンカチやタオルなどで水分をふきとってあげる
- 帰宅したら早めに髪を洗ってあげてドライヤーでしっかり乾かす
▼薄毛につながる行動はたくさんあります▼
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